電気主任技術者とは?職業について詳しく解説!

いつもHPを見てくださってありがとうございます。
今回は、電気主任技術者のお仕事についてお話してみたいと思います。
結構マイナーな資格のためご存じの方は少ないと思いますので
これをきっかけに興味を持っていただけると幸いです。

目次

1、電気主任技術者は工事士ではない!

これはどこでも言われることなんですが、電気主任技術者は工事ができません。
では何をするのか、簡単に説明すると電気設備全体の監督をしているイメージです。
なので工事をするときは電気工事さんにお願いすることもしばしば(工具もないので)
資格に電気と入ってしまっているので工事のイメージが強いみたいです。
中には電気工事士から主任技術者になった強者もいます。ちなみに私は元大工です。

・電気主任技術は工事は得意ではない。
・電気設備の保安の監督がメインの仕事です。
・太陽光業界に長くいたので太陽光屋さんともよく言われてました。

2、電気主任技術者になる方法

電気主任技術になる方法は大きく分けると2つに分かれます。

  1. 試験によって合格する。
  2. 認定校などを卒業し実務経験を積む。

この二つが電気主任技術になる為ポピュラーな方法です。
私が以前働いていた職場もこの二つのどちらかで取得している方たちでした。
きっと皆さんどちらが楽なのかと思うかもしれませんが
どちらもめっちゃ大変です。
私は試験で取りましたが、認定で取られている方はさらに大変そうでした。
具体的には何が大変のか説明いたしましょう。

・そもそも実務経験が積める会社が少ない!
 結構リアルに少ないです。
・たとえ積めても会社が認めない!
 これもよくあって辞める前に、実務経験の証明だけもらおうとすると会社から
 いや、無理っす。って断られる人もいました。法律的にいいのかよくわかりませんが
 代表印が必要になるのでハードルは高いです。

ここで小まとめ せっかく入った会社なら良好な関係を築くのも経験です。

3、電気主任技術者こそコミュニケーションが大事?

意外かもしれませんが現場に出るとお客様とお話す機会はかなり多くなります。
良好な関係を築くことで意外なメリットもあるので伝えておきますね。

  1. 改修が断然しやすくなる。
  2. お客様の方から設備の異常について教えてくれる。
  3. たまにですがお客様の方が詳しいなんてことも。

いやいや お前がちゃんとすれば済むやんけと思ってしまう気持ちもわかります。
しかし主任技術者の仕事は多く、いろいろな設備を熟知するのは至難の業です。
なので業者によっては得意不得意がどうしても出てきます。
もちろんお客様だよりになるのはよくないですが、良好な関係を築いておくことで
間違いなく現場はスムーズに終わります。

・知識だけでなくコミュニケーション能力も大事。

自分ひとりでは出来ない案件などいっぱいあります。
太陽光などこれかも新しい設備もどんどん増えます。
コミュニケーションを鍛えておくことで知識ではわからない現場の声が聞けます。
ぜひみなさんも技術の一つなので一緒に頑張りましょう。疑問点がありましたらお問い合わせください。

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この記事を書いた人

太陽光業界に従事しており、
得意分野は太陽光関係の点検になります。

使用前自己確認、絶縁抵抗、接地抵抗、耐圧試験
外観検査、保護継電器試験、温度測定....ectなど
電気設備に関する情報発信も行い、私自身も点検
で現場に入っております。

今後もいろいろな設備を点検すべく
情報発信をしていきます。

点検に関するお問い合わせお待ち
しております。

試験内容の確認などにZOOMや
現地へのお伺いも可能です。
お気軽にご相談下さい。

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