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今日は使用前自己確認を行う際に
気おつけるポイントについて解説します。
点検業者だからわかるところも多くあるので
解説していきます。
1、使用前自己確認検査はどのタイミングでの依頼がベスト?
依頼を受けて産業保安監督部の
承認が下りるまでのフロー図になります。
太陽光発電設備工事が完了している必要が
あります。
試験自体は発電を伴う試験があるため
工事が完了していないと試験ができない
項目もあります。
設備の大きさに左右されますが
大体平均2~3日で検査自体が完了します。
天候や試験範囲によって日程が延びる可能性も十分考えられます。
現地試験を行ったデータより報告書を
作成します。
発電所の大きさによって報告書作成時間に
差がありますが大きくても1週間程度です。
報告書が完成後、産業保安監督部へ資料を
提出します。
問題がなければ1週間程度で受領されます。
大まかな承認までの流れになります。
ここで大事なことを以下にまとめます。
2、承認まで時間がない場合どうすればいいのか?
これもよくある問い合わせですが
承認まで時間がないときは試験を一括で
依頼で依頼されることを推奨します。
試験項目が多岐にわたるため報告書を
まとめるのが大変になるため
一括で作成してもらい、提出まで行って
しまうのがベストです。
以下は現場によって異なりますが試験項目の
一例です。
- 交流側竣工検査
- 直流側竣工検査
- 外観検査
- 絶縁耐力試験
- 常規対地電圧試験
- 総合インターロック試験
- 制御電源喪失試験
- 負荷遮断試験(電圧のパラメーター測定)
- 負荷試験(温度測定・高調波測定など)
など...他(架台の強度計算資料等)
ざっくりですがこれだけの試験があります。
これをすべて行ったあと報告書をまとめて
保管しておく必要があります。
しかし別々の業者に依頼してしまうとここまでは
しているけど、これはやっていない。
など試験の報告書がバラバラになりがちです。
もし産業保安監督部より提出を求められた際は
大変なことになってしまいます。
まとめ
同じ業者に依頼を推奨します。
専門の業者であれば一式行えるところも
あり、産業保安監督部への承認まで
サポートしています。
バラバラに依頼されるより安く行うこともできます。
(同じ試験器で行える試験もあるため。)
当事務所も試験に関して一式行っておりますので是非お問い合わせお待ちしております。
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