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RPR継電器のCT取り付けについてのポイント

この記事でわかる事

・付属のCTをつける相について
・なぜCTをつける相を考えるのか

RPR継電器のCT取り付け相について


オムロン製K2ZC-K2RV-NPCなどの継電器は太陽光を増設するにあたって
既設のQBに継電器を増設しやすいようになっています。
今回は、K2ZC-K2RV-NPCを例に記載していきます。

■メーカーの取り付け例について

◇オムロンの取説記載の取り付け方法について

CT設置相VT設置相
R相R相―T相間
S相S相―R相間
T相T相―S相間

注意ポイント

CTを設置する相に応じて電圧設置相も変わってしまうので注意が必要です。
適切に設置しなければ正しく測定できていない可能性があります。
誤動作など頻発する場合は一度、点検業者に確認を依頼して下さい。

CTを取り付ける相の注意点


◇CTを取り付ける際は注意が必要です

注意ポイント

電灯トランスの使用状況によって継電器が誤作動を起こす可能性があります。

電灯トランスの配線状況にもよりますがS相があまり使用されていない状況でS相にCTを取り付けした場合、正しく動作しない場合があります。

イメージ図☟

ポイント
継電器の誤作動として負荷電力太陽光よりも大きいが逆電力が働いてしまう
現象が起こります。メーカーにも確認を行いましたが可能性としては十分にありうるとのことでした。取説だけでなく現地の使用状況に応じてメーカーに確認を推奨します。

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当事務所でも継電器の取り付けに関するご相談など受け付けています。
お気軽にご相談下さい。

長野電気管理事務所

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電気設備の点検を得意とし、竣工検査、使用前自己確認、太陽光O&M、保安管理業務など、SNSも随時更新中です。

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