電気保安、外部委託どっちがいいの?両方について詳しく解説します。

いつもHPを閲覧いただきありがとうございます。
今回は高圧電気設備をお持ちの方なら知っておきたい
外部委託制度のメリットについてお話します。

目次

1、電気主任技術者を雇うより割安に!

なぜ電気主任技術者を雇うより安くなるのか
それは外部委託制度を使うことによって自社で電気主任技術者を選任しなくてもよい
場合があります。(一部例外あり)
しかも外部委託であれば点検費用のみしか掛からない為割安に!

ではなぜ世の中に外部委託と自社選任の二つが存在しているのか?
安いに越したことはないですが、ちゃんと両方にもメリットがあります。

2、電気主任技術者を自社で選任するメリットとは

実は外部委託制度も使える設備が決まっています。以下の要件に適合しない場合
外部委託制度を使うことができません。

1.電圧 7,000ボルト以下で連系等をする、出力 2,000キロワット未満の発電所(水力発
  電所、火力発電所、太陽電池発電所及び風力発電所に限る。)の設置の工事のための事業場

2.電圧 7,000 ボルト以下で連系等をする、出力 2,000キロワット未満の発電所(水力発
  電所、火力発電所、太陽電池発電所及び風力発電所に限る。)

3.電圧 7,000 ボルト以下で連系等をする、出力 1,000キロワット未満の発電所
  の設置の工事のための事業場

4.電圧 7,000ボルト以下で連系等をする、出力 1,000キロワット未満の発電所 

5.電圧 7,000ボルト以下で受電する需要設備の設置の工事のための事業場

6.電圧 7,000ボルト以下で受電する需要設備のみの事業場

7.電圧 ボルト以下の配電線路を管理する事業場

公益社団法人 日本電気技術者協会より

外部委託を選ぶためには上記の条件に適合している必要があります。
さすがに難しいですよね。
なので簡単に見るべきポイントをまとめましたので次の項目を確認してみてください。

自身の設備が電柱から線が引き込まれていれば外部委託できる可能性大です。

基本的に電柱から引き込みした電圧は6,600Vになります。(一部例外あり)
もしご自身の設備が電柱から引き込まれており主任技術者を選任している場合
外部委託によって割安にできる可能性があります。
当事務所では外部委託業務もしております。ぜひお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

太陽光業界に従事しており、
得意分野は太陽光関係の点検になります。

使用前自己確認、絶縁抵抗、接地抵抗、耐圧試験
外観検査、保護継電器試験、温度測定....ectなど
電気設備に関する情報発信も行い、私自身も点検
で現場に入っております。

今後もいろいろな設備を点検すべく
情報発信をしていきます。

点検に関するお問い合わせお待ち
しております。

試験内容の確認などにZOOMや
現地へのお伺いも可能です。
お気軽にご相談下さい。

目次