電源品質アナライザの使い方解説!(KEW6315)PC編

この記事でわかること

・KEWの操作 PCの操作
・KEW6315でできる試験
・KEW6315の使用感について

PCのアプリケーションについて


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まずはKEW Windows V2を共立の公式HPからダウンロードし
インストールします。
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起動したら表示画面の起動するをクリック
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記録データ解析をクリック
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ファイルを取り込むをクリック

クリックした後、KEW6315で取得したデータを
SDカード経由で読み込みます。

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取り込んだデータを選択し見たい要素を選択(イベント選択)
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補足(グラフの見方)

2、KEW6315で行える試験

  • 電力測定
  • 高調波測定
  • 電源品質

使用前自己確認で必要な2項目に関してこの電源品質アナライザを使うことによって測定することが可能です。その他に無効電力なども確認できる為使い方はいろいろできます。電流を測定する際はクランプによって許容電流が変わります。使用前自己確認を実施する際、測定ポイントの最大電流より大きいタイプのクランプを使用してください。

測定したデータについて


◇KEW6315で測定したデータはSDに保存されます。保存したSDをPCに差し込み記録の確認が行えます。SDがなくても保存は出来ますが内蔵メモリは少ないため、高調波や電力測定など長期間の測定にはSDが必須となります。KEW6315からPCへのデータ転送方法にSD以外にも以下の方法があります。

転送方法

・Bluetooth通信
・USBケーブルによる有線通信


上記の方法によりSDを抜き差し無しにデータの確認が行えますが私自身の体感ではデータ転送に時間がかかるため、直接SDにて確認を行うのが早いと感じました。

電源について


◇KEW6315の電源は以下になります。

電源

・コンセント電源100v
・乾電池(単三×6本)


電源に関しては乾電池のみでも使用できますが減りが早いので、高調波測定など長時間測定する場合は100V電源をつないで試験する必要があります。

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使用前自己確認に関する試験も一式行っております。お気軽にお問合せ下さい。

長野電気管理事務所

電気設備の点検を得意とし、竣工検査、使用前自己確認、太陽光O&M、保安管理業務など、SNSも随時更新中です。

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