電気主任技術者選びで失敗しない方法を解説!一度選任してからでは大変に

いつもHPを閲覧いただきありがとうございます。
今回は電気主任技術者選びで失敗しない方法
をご紹介します。

電気主任技術者は同じように見えても内情は
結構違ったりします。

同じ金額でも設備がちゃんと点検されていない
こともあるかもしれません。
今回は各業者の特徴について解説していきます。

この記事でわかる事

・各点検業者の特徴
・自身の設備にあった業者とは

目次


各点検業者の特徴

電気主任技術者は主3つに大きくは分かれてきます。

主な電気保安委託先

・財団法人保安協会
・社団法人管理技術者協会
・電気保安法人

各委託業者の特徴

・財団法人電気保安協会

メリット
①従業員数も多く大規模な点検を
 行うことができる。
②社内教育が充実しており社員の
 技術水準が高い。
③24時間365日駆けつけ対応が
 可能である。

デメリット
①金額が少し他と比べると高い。
②新しい設備(太陽光や風力)など
 は敬遠されがち。

・社団法人管理技術者協会

メリット
①個人事業主の集まりのため一人一人
 の仕事へのモチベーションが高い。
②いろいろな業者と関わりが多いめ、
 親身に相談に乗ってくれる。

デメリット
①勉強会などは自由参加なので個人の
 技術力や専門分野にバラつきがる。

・電気保安法人

メリット
①法人によって専門的な点検がでる。
②点検内容の以外の点検も場合に
 よっては点検依頼できる。

デメリット
①法人によって不得意な設備もある。
②点検以外の営業対象になる。

両者ともメリットとデメリットが存在して
おりどちらがいいかは自身の設備状況に
よって異なってきます。

自身の設備との相性が重要です。

設備にあった業者とは

設備にあった業者を選ぶには、
ご自身の設備がどのような設備に
含まれるのか?を知る必要があります。

以下の3点を確認してください。

  • 電気設備の年式
  • 設備が設置してある場所から
    近い業者

上記の項目ごとに解説していきます。

電気設備の年式 

設備の年式が新しい場合は
業者ごとに差はあまりないですが
古くなってくると故障が多くなってきます。

製造から15年~20年になってくると
設備の更新が近いです。

おすすめの業者

・財団法人電気保安協会

・故障のノウハウも多いため
 復旧までの時間が早い

・24時間体制で連絡がすぐに
 とれる。

・電気保安法人

社内に工事部門がいる法人も
あり、工事が必要な場合でも
一括で依頼できる。

設備が設置してある場所

外部委託の場合電気主任技術者は
営業所から2時間以内しか受託できません。

法人の場合、法人として登録してある
地区からの2時間以内になるため
遠い場合は対応が難しくなります。

おすすめ業者

・財団法人電気保安協会

全国に営業所があるため
ほとんどの地区が対象

・社団法人管理技術者協会

協会に連絡することで
近くの電気主任技術者を紹介
してくれます。

まとめです。
主任技術者をどこで選ぶかは、
電気設備が上記項目のどこに
該当するのか調べて頂けると
失敗しにくいです。

調べる際、絶対に電気設備内に入ら
ないでください。
感電の危険があります。

わからない場合は電気工事業者等に見てもらう
のがベストでしょう。
ご不明な点ございましたら、
ぜひお問い合わせください。

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この記事を書いた人

太陽光業界に従事しており、
得意分野は太陽光関係の点検になります。

使用前自己確認、絶縁抵抗、接地抵抗、耐圧試験
外観検査、保護継電器試験、温度測定....ectなど
電気設備に関する情報発信も行い、私自身も点検
で現場に入っております。

今後もいろいろな設備を点検すべく
情報発信をしていきます。

点検に関するお問い合わせお待ち
しております。

試験内容の確認などにZOOMや
現地へのお伺いも可能です。
お気軽にご相談下さい。

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